2015年6月28日(日)
神戸市立小磯記念美術館
今回は初めて美術館への遠足となりました。
幼児から小学生まで、みんな一緒に電車を乗り継いでの遠足です。
美術館では、館の方にツアーをしていただき、日ごろ教室ではできない、プロに守られた、いわゆる「本物」の作品を前に、作品についての「対話」を体験しました。
対話鑑賞の後は、恒例のオリジナルポストカード作りです。
今年は作品をスケッチしたり、作品をヒントに自分の世界を描いたりと、限られた画材で様々な作品ができました。
今回使用した画材は、「チャコールペンシル」の白と黒です。
「チャコールペンシル」とは描画材として昔からある木炭を鉛筆状にしたものです。
その中でも、今回は水溶性のものを使用しました。
黒のペンシルは白の画用紙に描けますね。では、白のペンシルはどう使いましょう。
お借りした美術館の絵画室で皆に問いかけました。「黒の紙がええやん!」という答え。
そのとおり、黒の紙を用意して、いざスケッチが始まりました。
水溶性の特色を生かして、水でぼかしてみたり、しっかりと塗り込んでみたりと、
新しい画材は時に、新しいアイデア、ものの考え方を与えてくれます。
お絵かきを通して型にはまりきらない、違う目線をいつも探す体験をたくさんしたいですね。
次回の遠足の行先は未定ですが、提案などありましたら、どしどし教えてくださいね。